「イけない」という悩みを抱える女性は多い。
ここに問い合わせしてくる女性からも、実に多く耳にする。
最初にはっきり言っておくが、イケない貴女は別におかしくないし、自分を責める必要もない。
もし貴女がこれまで「イク」ことが出来なかったならば、貴方に余裕がなかったが、単純に、相手の技術が稚拙だっただけだ。
性行為では一般的に「絶頂」というゴールを求められる。「気持ちいい?」と聞かれ「うん」と答え、「イッた?」と聞かれれば体を震わせてみせる。
脳が相手のための「演技」にリソースを割いている間、身体の感覚は軽減される。感じなくて当然だ。
そもそも、「感じない理由の大部分は男側にある」というのが私の持論だ。もし、以下の特徴に当てはまっているなら、その男で絶頂を迎えるのは難しいだろう。
①持続力がない
女性が快感の入り口に立つ前に、果ててしまう。これは論外だ。女性を深みへ導くため、最低限の持続力はそもそもの前提条件に過ぎない。
私の場合、これまでの鍛錬により、自分の絶頂はコントロールできる。1日プレイして、果てないで終わる日の方が多いくらいだ。それよりも、相手が悦に浸っているのを見るのを優先してしまう。
②アソコのサイズ不足
大きければいいわけではないが、単純にサイズは、快感に直結する。「入っている感覚がない」「圧迫感がない」では、絶頂は望めないだろう。
太さとともに、長さも重要だ。膣奥へのコンタクトは快感の深さを決定づける。
③腰の動かし方が稚拙
自分の気のまま、直線的に突くだけ、強く動かすだけ。そんな作業のような動きでは、相手に快感を与えることはできない。
大事なのは「挿入直後」の密着感を高める動かし方。そして「突く」こと以上に重要な「引く」という動作。
さらには、直線的ではなく、螺旋や楕円を描くような曲線的な軌道。
これらは、経験を積んだ者にしか分からない技術だ。
④精神的リミッターを外せない環境
「恥ずかしくて言えない」「引かれるかもしれない」。そうした相手への気兼ねや抑圧が、快感のブレーキになる。
そうなると、そもそも「普通に付き合っているパートナー」では難しい一面もあるのかもしれない。
隠し持っている性癖を肯定し、興奮を極限まで高められる「安全な環境」を用意できるかどうかが重要になる。
⑤観察眼の欠如と癖の放置
セックスは学校で習うものではないし、他人と見比べたりもできない。ゆえに、多くの女性は無意識に「変な癖」がついている場合が多い。
「余計な力が入っている」「声を押し殺し呼吸を止める」などがその代表的な例であり、快感を半減させてしまう。
だが、これらは自覚しにくく、自分でその癖に気づきにくい。女性に的確なアドバイスができるか。経験の差が出る部分だ。
貴女が果てられないのは貴女のせいではない。
私の行うソフトSMは、「私がイクこと」がゴールではないし、「貴女の絶頂」という成果でもない。
皮肉なことに「イかなくてもいい」と心から思えた瞬間、身体は嘘のように正直になることがある。
義務感というノイズが消え、純粋な感覚だけが残るからだ。それは、このブログを見てもらえば分かる思う。
もちろん、それでも感じないなら、それでいい。ただ、拘束の中で、まどろんでいればいい。
貴女の身体は、貴女自身のためにある。